節酒や禁酒は何度もやった
すぐに元の飲酒量に戻った
節酒しようと思うきっかけは、体調不良であったり、会社を休んだり
節酒しようと思った回数は数えきれない
何度も失敗した
自分は節酒すらできないダメな人間だと思いたくなかったし、思われたくなかった
普通の人は楽しくお酒を飲んでいるのに、自分には、それができない
一人で問題を抱え、周囲に相談しようとは思わなかった
飲酒が原因のトラブルであったり不都合なことから目をそらすかのごとく飲んだ
実際、飲めば嫌なことを忘れることができた
飲めば同じ失敗を繰り返す
そして、また飲んで忘れるの繰り返し
酒を止めて半年ぐらいしてから分かったこと
忘れているのは本人だけで、周囲の人はキッチリ覚えてる
長い年月で積み重なった、大きなこと、小さなこと
気づいたときはショックでした
しかし、過去は変えられない
前を向いて歩くしかない
(酒害者 30代 男)