お酒で悩む人と家族のコミュニティ

断酒会の案内

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断酒会とは

1958年に誕生した酒害者(お酒に悩む人達)による、酒害者のための自助組織です。
誕生5年後の1963年には、全日本断酒連盟という全国ネットワークが完成し、現在では、会員本人約1万人とその家族が酒のない新しい人生を明るく生きています。

詳しくは↓
断酒会とは – 全日本断酒連盟

どうやって繋がるか

お酒を止めたい気持ちがあれば、だれでも参加できます。
医療機関や、地域の健康相談窓口の紹介で来られる方が多いです。
もちろん、飛び入り参加も歓迎です。
見学も歓迎です。もちろん、無料です。
酒害者本人が「なんだかんだ」と言い訳をするので、家族の方(配偶者・親など)だけで来られる方もいます。
とりあえず、例会場に足を運んでみてください。
例会案内

芦屋市/健康に関する相談
こころのケア相談
アルコール問題相談
第2火曜日 13時?14時30分
場所/芦屋健康福祉事務所(芦屋保健所)

近隣の医療機関

標語

  • 一日断酒
  • 例会出席

余計なことは考えずに、これだけを頭に入れておけば何とかなる。
シンプルです。
これからお酒を止めようとする人から、長年、断酒継続されている方まで、この標語で前向きに断酒に取り組んでいます。
詳しくは↓
断酒の実践法 – 高知アルコール問題研究所

断酒会というコミュニティ

コミュニティといっても、めんどくさいことをしているわけではありません。
会場に集まって、話して聞く。
それだけでも、同じ問題を抱えた人同士が集まっているので、コミュニティとしての機能は高いです。
お酒の問題は、周囲に相談しにくかったり、相談してもわかってもらえなかったりします。断酒会はお酒で悩む人と家族が集まっているので話しやすいです。これは本人にも家族にも言えます。

モデリング

見本を見て、同じような行動をすることで成長するという意味です。
飲まない努力をする人を見て、自分も飲まない努力をする。
止めるきっかけにもなりますし、断酒継続に必要不可欠な要素です。
一人で酒を止めようとしても続かない理由は、ここにあります。
先輩の話を聞けば、断酒をして、どんな喜びが待っているのか、また、どんな苦しみに備える必要があるのかがわかります。
後から入った人の頑張りを見て、自分の励みにすることもできます。
断酒会に来れば、アルコール問題以外のことでも、生き方の参考になることが、たくさん見つかります。
例会に顔を出さないと始まらない。
喜びや苦しみを、どんどん発信して気持ちを分かち合いましょう!

自己洞察

自分で自分のことを知ること。
今まで目をそらしてきた現実を直視し、それは紛れもなく自分が行なった自分の本当の姿であると認めること。
飲酒をしていると、自分をゆがめて認識しがちです。
過去の現実を思い出して声に出す。
その時の気持ちも言う。
過去の自分と、今の自分で、何が変わって、何が変わっていないのかを考えて声に出してみる。
変化を見つめ、変わってよかったと思ったら喜び、継続してみる。
変わらなくちゃいけない部分が見つかれば、どうやったら変われるのか考えてみる。

難しそうで、理屈っぽいですね。
「一日断酒」と「例会出席」さえやっておけば、不思議と何とかなります。

否認

アルコール問題で、最初に、ぶち当たる問題が否認です。
事実を認めないという意味ですが、否認はアルコールを止めた後でも、しつこく付きまといます。

  • 飲み方に問題はない → 問題を認める。
  • アルコール依存症ではない → 依存症であることを認める。
  • 酒さえやめれば良い → 自分自身の態度が変わらなければ、周囲の理解も得られず、自分が悩み苦しみます。結果、同じ過ちを繰り返します。

詳しくは↓
二つの否認 – 全日本断酒連盟

家族の方も「自分の家族(配偶者や子供、親)がアルコール依存症なはずがない」と思い込んでいて発見が遅れるケースがあるようです。
否認の裏側には、アルコール依存症という病気に対する誤解や偏見もあるのだと思います。

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